埼玉県立近代美術館

すごいものを見てしまった。俺たぶんもう一回見に行く。

  • 300%スパニッシュ・デザイン。いす、照明、ポスターが各100点ずつ。1900年から今までの製品の展示。
    • いす。さすがに100個並んでるとインテリアショップみたい。hhstyleを思い出すよ。でも、いすは座れないんで面白さ半減。その点、以前やってた、世界のいす展はよかったなぁ
    • 照明。これは結構いける。ダリがランプ作ってるとはーと驚いた。あとマネル・イバルグエンゴイティア(うろ覚え)っていう人の卓上ライトがすごいシャープで気に入った。ああいうのほしい。他にもアントニ・アロラ、ジュゼップ・アレガル、キング&ミランダあたりがよかった(メモ)。小さい子が照明見ては「これ"り"って書いてあるよー!あかーい!かわいー!」とか言ってた。"り"とは書いてないんだけど確かにそう見えるもんな(笑)
    • ポスター。時系列に並べてあるのに途中で気づいた。ホアン・ヘノベスの仮面舞踏会がすごく好きだ。あとジョアン・ミロとかピカソの昔のやつとかああいう画風。実はこれが三つの中では一番面白かった。照明はほとんど最近のもので、その点ポスターは1900年からスペインらしさを感じられます。
  • ファッションとスペインの文化
    • 基本ドレスが置いてあるんですが、絵画とセットになってます。これ、絵画のモデルが着てる服を現代のデザイナーが作りました、という見せ方。今までギャルソンとかビビアンウエストウッドの展覧会見てきたけど、展示されるのはドレスだけ。そこに人、とか生活が加わるとぐっと面白くなります。ほーと思った。そして、さらに驚きが。最後にフィルムがあるんだけど、ファッションショーやってます。これが並じゃない。ランウェイを真横から眺める形なのさ。横長スクリーンが実物大ランウェイなのよ(予測)。10mはあろうかというスクリーンにプロジェクターを7台も使って、歩くモデル達が投影されます。実際のショーの疑似体験。しかも、今回の展示に合わせて映像編集してるね。すごい気合を感じた。感激。