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男の作法 (新潮文庫)

男の作法 (新潮文庫)

そばの食べ方、いい女の見分け方、若いときのすごし方、など人生訓のようなエッセイ。池波正太郎の言葉は気持ちいい!理に適っていてしかも明快。んであったかい。うるさい親父って感じです。ちなみに、女房にするなら、ほかのことにも気の回る女かどうかを基準にするべし。女は自己本位性が強いからだって。以下メモ。男を磨くのだ。

  • 細かいところに神経の回る人は仕事も丁寧。
  • すべてが五分五分、という人生観。ミスしたときに落ち込む時間はロスである。
  • いつかは死ぬという認識が一日を濃くする。
  • 求心力が実現の第一歩。
  • そばは二口三口でのどに入れるのが一番うまい。などなど。