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いかに「時間」を戦略的に使うか

いかに「時間」を戦略的に使うか

元がtime managementなんで邦題とはずれを感じます。マネジメントってそういうニュアンスなん?戦略的、という言葉がマーケティング上で特別な意味があんのかね。
内容;ハーバードビジネスレビュウの時間に関する記事を何稿か集めたもの。1から3章が個人に関するもの、以降は企業に関するものです。
とりあえず、研究するときは携帯いじらないようにしてます。

  1. マネジャーが陥る多忙の罠
    • エネルギーとフォーカスの二軸で人間を4分類。俺は高エネルギー低フォーカスの散漫型のようです。色々手を出すが、どれも中途半端みたいな。目的指向型は、まず自分の達成すべき目的を決め、それに従って外の環境を整える。一定時間外は電話対応しないなど。
  2. 時間を浪費する人々
    • 時間の浪費は心理的葛藤が理由であり、それを除くことなしに問題は解決しない。として、人間を4分類。それぞれに異なるアプローチをするべきだという心理学的な論。
  3. 時間的制約は創造性を高められるのか
    • これ面白かった。結局、一つの仕事に没頭する時間が取れないと創造性は発揮できない。
  4. リターンマップ時間帯対効果の最適化(ここから企業について)
    • 時は金より価値がある。各事業部の貢献度をグラフにして視覚化する方法。
  5. 時間主導型ABCマネジメント
    • システムを作業プロセスごとに分解し、どれが機能していないか時間を軸に比較する手法。
  6. ジャストインタイム型ナレッジマネジメント
    • 病院における知識共有化の事例。
  7. 日本企業に迫られるタイムベース競争の再検討
    • 製品リードタイムが短くなった結果、類似製品が横行し、没個性化が進む日本企業。タイムベース競争は顧客の嗜好の反映サイクルを早めることにあるが、日本ではスピード化自身が目的となってしまっている。